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| インパチェンス |
プチロータス
ジョイ |
スパティ
フィラム |
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| タカサゴカラマツ |
オーニソガラム |
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デンドロビューム |
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梅雨、夏の対策を5月、6月は肥料で丈夫な植物を育てて梅雨、暑い夏を乗り切りましょう。
それには窒素量の2〜3倍のカリ成分が含まれている液体肥料が最適で、(NーPーK=6,5-6-19)などの成分比を施しましょう。
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この時期は気温も安定してき花、野菜、植物の成長も活発になる時期です。
花の種まき、花木の剪定、宿根草の株分け、植え替え等忙しくなってきます。
害虫の発生も多くなってくる時期になってきます。
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春に植えた一年草もまだ元気に咲いています。
でも草姿も乱れてきたころ、梅雨に入ると蒸れで弱ってしまうことがあります。その前に切り戻して風通しを良くして、追肥も忘れないようにしておきます。
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バラの花が咲いているのをあちらこちらで眼にする季節です、日光によく当て水やりも忘れずタップリと与えます。
肥料も忘れずに施します。切花にする時は、花が少し開いた時に切り取ります。花がらはこまめに早い段階で摘み取ります。

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ポポ−酒
アメリカ原産で9月〜10月頃に収穫され芳香のある果実で、香気の出たころの果実を用い、1.8リットルのホワイトリカ−に5個〜7個を使い砂糖は300グラム程度にし好みに合わせて後で追加します。漬け込んで1ヶ月をめどに果実を引き上げます。漬けすぎると発酵 してしまい飲んだ時に後味の悪いものになります。
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りんご酒
中国原産で熟果よりも、若もぎの酸味の強いほうが美味しくできる。
1.8リットルのホワイトリカ−に5個〜6個を6〜7位に割って砂糖300グラム程度にして後で薄ければ飲むときに追加します。
2ケ月位で熟成するので果実を取り出してやります。
薄い黄色に仕上がり.カクテル用のベースに最適です。
成分はペクチン、ブドウ糖、リンゴ酸、クエン酸等を.含んでいます。
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レモン酒
ポルトガル原産で収穫時期は秋頃、1.8リットルのホワイトリカ−に8個〜10個を容器に入れ、砂糖400グラム程度にし飲むときに薄ければ追加します。
1ヶ月半過ぎたら使用できますが、熟成には2ケ月ほどかかります。
美しいレモン色に仕上がり、爽快な香りがあり、程よい酸味と苦味が合わさり、ストレート、オンザロックに、カクテルにと欠かすことができない果実酒になり、ビタミンCが多く、クエン酸、精油レモネンを含みます。
効用・・疲労回復、強壮
作用もあります。
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梅酒
中国原産でよく作られる果実酒です。
1.8リットルのホワイトリカ−に400グラム〜500グラムの果実を入れ、砂
糖400グラム〜500グラム程度で漬け込みます。甘味がたらなければ後で追加します。熟成には4か月以上おくのがいいでしょう。
使用する果実は未熟なものをよく洗い水分をよく切ったものを漬けこみます。クエン酸、リンゴ酸、種にはアミグダリンを含みます。
効用・・健胃整調、鎮咳、腸疾患、消化不良等に効能があります。
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クコ酒
中国原産で果実、茎葉、根部を使用し容器に入れたクコの量の3倍のホワイトリカ−を入れ、砂糖はクコの量の1/3位を使用する。
2ケ月弱で使用できるが、4か月以上寝かせたほうがいい。
淡い琥珀色に仕上がり、特別クセもなくストレートでも良いが、味がよい果実酒とのカクテルが理想的です。葉は春から秋に採取したものを日干しに、果実、根皮は秋に採取、果実は果柄を取り除き、日蔭で風通しのいい場所で乾燥させ、表面にしわが出てきたら、天日干しで乾燥させます。
根皮は水洗いして、皮をはいで乾燥させます。
効用・・強壮、強精剤に、解熱、腎臓病に効果があると言われています。
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マタタビ酒
朝鮮、中国原産で漢方では木天蓼と呼んで薬用に用いられています。
店で買ったものを使用しても作れます。
木天蓼200グラム、1.8リットルのホワイトリカ−に砂糖か蜂蜜を適量加えて3ヶ月以上熟成させて用います。
綺麗な黄色に仕上がり、マタタビ特有の苦み、渋み、甘味が混ざり複雑な果実酒に出来上がります。
効用・・安眠、鎮静、強精、強壮に効果ありとの事です。
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キク酒
キクの花は首から摘み取り、よく水洗いして汚れをとり水気を抜きます。
容器に入れたキクの量の2.5倍位のホワイトリカ−を、砂糖は菊の量の1/3位にします。
熟成には1ヶ月程度で後は花を引き上げます。薄い黄色に仕上がり、キク特有の香りがあり、ストレートでもよく、またカクテルにと広く使えます。
効用・・風邪、めまい、強壮酒としても昔から飲まれています。
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ニンニク酒
中国原産で鱗茎を使用し、1.8リットルのホワイトリカ−に大玉(ほぐさないもの)4個〜5個、分球した小鱗で20個程度入れ砂糖は400グラム〜500グラムを混ぜ込みます。3ヶ月以上熟成させ ます。
淡黄色に仕上がり特有
の匂いがあるが、薬用酒としては効用の範囲が広く、他の果実酒と混ぜたほうが飲みやすい。
効用・・補精、強壮、体を
温める作用、神経の鎮静,健胃、利尿などに薬効があります。

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準備するものは、梅酒によく使われている口が広い容器が使いやすく、できれば光線を通さない色付きがあれば最高です。
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次にアルコール分は、ホワイトリカ−を使用し度数は30度、35度が使われています。
水分の多い果実を使う時は度数を上げて漬け込みます。
水分がでて度数が下がると長期の保存に耐えられるなくなります。
糖分は一般に氷砂糖が使われます。
グラニュ-糖でもよく甘味が上品で美味しい味に仕上がります(溶けにくい)糖分を控えめにして飲むときに薄ければ追加するのがいいと思います。
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保存する場所は一年を通して温度の変化が少ない台所の床下などが良く、くれぐれも冷蔵庫には入れないようにします。
温度が低すぎると熟成が進まなくなります。
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根、草、花、果実等採取したら、ゴミ、土、枯れ部分など取り除き、水洗いして水気をよく切ります。
乾燥品を使う時は、風通しの良い所に吊るす、又は新聞紙などに広げてカラカラになるまで干します。
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乾燥して使う、生を使うかは熟成した時の味、香りにも大きく影響してきます。
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花酒の場合はほとんどが生のまま漬け込みます。
水分が多いもの、多肉質、でん粉質などは総じて乾燥させたほうが仕上がりが良いようです。
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甘味の付け方
まずは氷砂糖が代表的なもので、粒が大きいのでユックリと溶けていきます。
その間に材料にアルコー
ル分が侵入していき材料の腐敗を防ぐ役目をします。
そして氷砂糖が溶ける速度と、力で材料のエキス
分が出てきます。
大事なことは甘すぎることのないよう少なめにし、量が過ぎると本来の香り、味を損なってしまうことになります。
飲むときに薄ければ追加するのがよい方法です。砂糖の量は材料の1/3、多くても1/2程度にしておきます。
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熟成
アルコール の浸透圧の力を借りてエキス分だけを浸出させるもので、仕込みや熟成に高い温度等はいりません。
四季や昼夜の温度に左右されにくい、物置、台所の下などに保管して、少なくとも半年位は熟成さ
せるのが良く熟成の過程で漬け込んだ材料をそのままにするか、引き上げるかは、漬け込んだ種類により変わってきます。変質の心配のあるものは引き上げて、酒分だけにして熟成させます。
梅、マタタビ、グミ等は最後まで入れておきます。
バナナ、ポポー、メロン、クワの実、イチゴ、ナシ、リンゴなどは早めに引き上げます。.
毒草に注意
山野に自生する植物で、特に今まで使用したことのない、花、草、木、根、皮などを利用する時は、有毒な成分を含むものを間違って漬け込んでしまう恐れがあるので、自分で勝手に判断しないで十分に観察、研究してから作業をしましょう。
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致命的な毒成分を持つトリカブト、毒空木などがあり、キンポウゲ科、トウダイグサ科には毒成分が含まれているものが多く
ありレイジンソウ、ハシリドコロ、チョウセンアサガオ、スズラン、ヒガンバナ、アセビ等が代表的
な植物であります。
自分で試しに漬け込むときはよく調べてやらないと毒成分が含まれていることがあります。
■くれぐれも慎重に■
杏子(果実)、イチイ(果実)、
オリーブ(果実)、オオズミ(果実)、カリン(果実)、クワ(果実)、コケモモ(実)、スモモ(果実)、トチノキ(種子)、ナシ(果実)、ヤマブドウ(果実)、
キンモクセイ(花)、ジンチョウゲ(花)、スイカズラ(花)、ライラック(花)、
キンカン(果実、花、蕾)、クチナシ(花、果実)、コブシ(花、蕾、赤種子)、サンショウ(木部、若芽、果実)、タラノキ(木部、果実)、ナツミカン(果実、花、蕾)、ボケ(果実、花)、
オクラ(果実)、クダモノトケイソウ(果実)、ツルリンドウ(果実)、パイナップル(果実)、バナナ(果実)
ツワブキ(花、花柄)、ニオイスミレ(花、蕾)、ノカンゾウ(花、蕾)、ヒヤシンス(花、蕾)ベニバナ(花)
アロエ(葉)、イカリソウ(葉、茎)、ウイキョウ(果実、茎葉)、キキョウ(根)、コンフリー(葉、茎、花、蕾)シソ(果実部、葉、茎)、ハッカ(葉)、タンポポ(花、根)、フキ(花、花柄)、ヨモギ(花穂、果穂)、
まだまだ沢山あります。