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コンボルプルス |
パフィオ
ペディルム |
パフィオ
ペディルム |
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まだ寒い季節ですが春もすぐそこまで来ています。ガーデニングの準備時期になって来ました。土の中の生き物も動き出しています。
新芽が出る前にコンテナ,花壇等の土作り、害虫予防に薬剤散布などをしておきましょう。
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山野草、多年草の植え替え、植え付けの時期になってきました。
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一年草の植え付け準備を、土をこしらえて、中旬には植え付けします。
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落葉樹の植え替えは早めに行いましょう。常緑樹は3月下旬〜4月中旬までに。
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腐葉土・・一番よく使用されているもので、落葉樹などを発酵させて作られます。
通気性に優れ、水はけ、保水性、保肥性の改善に役立ち微量要素を含んでいます。完熟したものを使うことが大切です。弱酸性
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堆肥・・・・色々種類があり、わら、もみ、木の皮等植物系、牛糞、鶏糞等の家畜系を単独で使用したり混ぜ合わせたりして使われ通気性、水はけ、保水性、保肥性の改善に使います。
やはり腐葉土と同じく完熟したものを使用します。
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ピートモス・・水苔などが堆積されてできた強酸性用土です。フミン酸などの腐植酸を多く含んでいるので土壌の団粒化を促し植物の根張り、発根を促進します。酸度を調整したものも販売されています。
保水性に優れていますが乾燥させてしまうと水になじむのに時間がいります。軽いのでハンギングバスケットの用土に混ぜて使
われます。
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川砂・・・粒が細かく水はけ、通気性が非常によいが、保水性、保肥性がほとんどないので、水はけを好む植物用土に使われます。
サボテン、多肉植物等。
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山砂・・・桐生砂は火山砂礫が風化したもので、硬くて崩れにくい、通気性、保水性はいいが保肥性はよくない他の用土と混ぜて使うが、サツキ、山野草に単体で使うことがあります。
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富士砂・は富士山の火山灰を加工したもので通気性、保水性がよく鉄分が多く含まれています。
他の用土と混ぜて使われます。
東洋ラン、オモトなどの植えつけに使用します。
漆黒のものがいい品質です。
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バーミキュライト・・ひる石を高温で固めたもので、保水性、通気性に優れています。無菌用土なので種まき用土に使われます。
軽量なのでハンギングバスケット等の用土に混ぜて使われます。
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パーライト・・真珠岩を粉砕して高温で焼いた用土で 通気性、水はけに優れています。
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燻炭・・・・籾殻を炭化させて作ります。アルカリ性なので酸化した土を中和する働きがあり、消臭効果があるので有機肥料、堆肥などに混ぜることで臭いを軽減する働きがあります。
ケイ酸、ミネラルが豊富で作物の病気予防に効果がある。
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水苔・・・・中国、チリ、ニュージーランド産等があり通気性、排水性に優れています。
山野草、蘭などの用土として使用されています。
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バークチップ・・樹木の皮を小片にしたもので、コンテナの土の表面やグラウンドカバーとして地面を覆ったりするのに用いられます。
また雑草の生育を抑える目的で使われます。
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軽石・・・・多孔質の灰白色でガーデニング等に使われます。プランター、鉢の底石として使われます。
コンポスに混ぜることで排水性、保肥力、通気性、保水に優れた培養土が作られます。
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けと土・・湿地、川、湖沼に生育する植物が水底に堆積して炭化して土状になったもので、粘性があり、肥料分保水力が優れています。
苔玉の材料に使われたり水性植物の栽培に適しています。
植物に土が必要ですか?
土が無くても育てることが可能で、ハイドロカルチャーがそうです。レカトン、ネオコール、ウオーターサンド等を使った水耕栽培です。
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レカトン・・粘土を高熱で焼き上げた発砲煉石で小さな穴が無数に空いているので根に必要な空気を保持することができます。
また保水力が高いために容器に水がなくなっても水の補充をすぐにやらなくても大丈夫です。
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ネオコール・・中心部が
木炭で回りを多孔質セラミックスで覆ったもので、保水力があり、浄化作用があるので水腐れ防止作用があります。
さらに室内の大気汚染を吸着除去する性質もあります。
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ウォーターサンド・・セラミックでできているので汚れがあれば煮沸などをすれば繰り返し使用でき、粒は30%保水する構造になっておりどんな植物でも植えることが可能です。
粒が水につかればスポンジ構造により、毛細現象で水を上まで持ち上げます。
土壌部分が高熱殺菌されているので虫が湧いたり、いやな匂い、手が汚れることもありません。
またガラス容 器なら水の管理も簡単です。
その他にも肥料をバランスよく溶かした溶液を使って栽培する方法があります。
トマト、パセリ、レタス、ケール等々の栽培に使われています。
土の用意や古い土の入れ替え、水やりの心配がない、病害虫の心配が少なく、無農薬での栽培も可能です。
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鉢植え用土は基本的には赤玉土7、腐葉土3を混ぜ合わせて使用し、植物の種類、大きさ、日照時間、生育場所等で水やりの量も変わってくるので混ぜる割合も変わってきます。
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赤玉土・・赤土を乾燥させてできた土で、用途により小粒、中粒、大粒の種類があり病原菌の心配もほとんど無く保水性、保肥性、通気性、排水性に優れているので、鉢植え用土として重宝されています。
硬質赤玉土と呼ばれるものがあり蘭、盆栽等の栽培に使われ水はけがいいが保水性が落ちます。
赤玉土は挿し木の用土にも使われています。
リン酸を吸着する性質がある。
赤玉土、鹿沼土も植えてから1年〜2年がたてば粒が崩れてくるので植え替えが必要になります。
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鹿沼土・・栃木県鹿沼市産出の軽石で、通気性、保水性がよく、また強い酸性土であるため、サツキ、ツツジなどの用土として、また他の用土と混ぜて改良用土としての使い方もされます。
水分を含むと黄色くなり乾燥すると白くなるので用土の乾燥度合いがよく分かります。リン酸を吸着する性質がある。
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黒土・・・・産地により土の性質がかわりますが、一般に関東ロームの表層を用いたものは、有機質に富み園芸用に適していますが、保水性が強すぎるので植えるものにより別の用土と混ぜて通気性を改善してやる必要が出てきます。
腐葉土などを混ぜ込んでやると通気性、排水性がよくなります。
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田土・・・・水田、河川、湖沼などの下層に堆積している土で保水性、保肥性がよく、肥料分を多く含んでいるのでスイレン、ハスなどの栽培に適しています。
通常の用土として使用するには腐葉土などを混ぜ込んで調整してやりましょう。
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日向土・・宮城県で産出される火山灰砂礫が風化してできた多孔質の軽石で、保水性、排水性、通気性に優れている。
水はけがいいので単独で使用する時は上部に細かなものを入れ底部に大きめの粒を入れます。
鉢内の加湿を嫌うシュンラン、オモトなどに適しています。
排水性、通気性を改善するのに他の用土と混ぜて使用されることが多いです。
最近はいろんな会社から植物に合して用土、肥料等をバランスよくブレンドした培養土が販売されているのでそれを使えば簡単に植えつけ、植え替えができるようになりました。
土を使わずに燃えるゴミとして出せる商品も出ています。
でも自分でブレンドした土で植えつけて、花がきれいに咲いたり、果実が美味しく食べられたらまた格別な気持ちになります。